シンママなのに正社員から契約社員になったら幸福度が上がった理由
こんにちは、シングルマザーブロガーの柴子です。
今日も私事ですが、2019年の年末に4年間務めた会社を退職することを決めました。
しかし、いったん決めたものの、「辞めるのはいつでもできる。まずは契約社員でどうか」という当時の上司の提案を取り入れることにし、2020年2月から、週3日勤務の契約社員になりました。
すなわち、週休4日です。まぁ、なんて甘美な響きなのでしょう^^
仕事に意味を見出せなくなったから退職を決めた
退職を決めた理由の本質はこれです。仕事に意味を見出せなくなった。要はモチベーションが下がったのです。
基本的に飽き性の柴子は、4年も同じことをすると飽きます。変化の激しい仕事なので比較的飽きることなく進めてこれたのですが、もうだいたい見たかなと^^;
そしてこのコンプライアンス遵守の世の中、仕事はどんどん面倒になる一方。心を削られるようなしょうもない仕事の山に嫌気が差したのです。
ハマっているときは寝る間を惜しんで自分の時間を仕事に捧げられるのですが、いったん冷静になると、仕事を家に持ち帰ってするのが苦痛になりました。
このままこの生活を続けていて、柴子よ、お前は幸せなのか?と考えるようになったのです。
時間をつくってしっかり自分の人生を考えたくなった
会社員なら想像できると思いますが、忙しい日々の合間で自分に向き合う時間ってなかなか取れないですよね。
夜は家事と子供の宿題につきあって、土日は子供と過ごす時間ですし。その合間に溜まった仕事をする中で、「自分のための時間」は喉から手が出るほど欲しいものでした。
何せ、人生100年時代ですよ。
柴子36歳。あと3倍弱生きるとなると、今の生活設計ではなんとなくまずいのではないか…?(そもそもそんなに真面目に生活設計なんてたてていない)
でも、どうしたらいいんだ?
何から始めたらいいんだ?
資格でもとった方がいいのか?
もやもやと思い始めた頃です。
退職と契約社員とを天秤にかけた結果
今の仕事は嫌にはなっていたものの、確かに退職するよりは契約社員になることのメリットの方が大きいように判断しました。
- 業務量が減る
- 新しい担当案件が増えない
- 転職先を探さなくていい
- 福利厚生は付いたまま
- いつでも辞めることができる
結果、退職・転職よりはスムーズなフェーズ移行ができたかなと思います。
契約社員になって悪かったこと3点
契約社員になって半年が経ちました。
このタイミングで感じる「契約社員になって悪かったこと」を挙げてみます。
給料が下がった
これはもう仕方ないですよね^^; ボーナスが分割上乗せされた、完全時給制です。しかも、少しでも残業が増えると「出勤しすぎよ!」と管理職からの容赦ないメスが入ります。
ちなみに前年度の年収が450万円だったのですが、契約社員になってから、手取りは16~18万円くらいですかね。前夫からいただく養育費とを併せると、毎月わずかに貯金できるかな、くらいの家計になりました。
金銭的には豊かとは言えないまでも、生活水準を落とすことなく生活することは可能でした。
正社員に戻れない
一度退職を口に出したら、よっぽどでない限り会社からの評価は下がるのはやむなし、です。個人的な資質や評価はあると思いますが…^^
育休帰りの社員が契約社員になることを申し出た場合など、「なかなか正社員に戻れないよ」と言われたという話も聞きます。
いわんや、個人的な理由で退職を希望した場合など、正社員復帰のハードルはかなり高いでしょう。私も「あなたを正社員に戻すつもりはない」とはっきり管理職から言われました。
ですから、退職を検討されている方は、その決意を固めてからの発言にしましょう。引き止められるなどとゆめゆめ期待しないように…。
しかしながら、日本の終身雇用体制はもう終焉を迎えつつあり、「正規」「非正規」といった日本独自のスタイルは確実に変化すると言われています。
働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生から自由になれる 橘玲 著
こちらが参考文献としておススメです。
政府方針でも副業が推進されているにもかかわらず、多くの会社組織の上層は「古い体制から抜け出せない働かない管理職」が鎮座ましましています。決してその立ち位置の人たちへとやかく言いたい訳ではないのですが、そこにしがみつくことなく、個人で稼ぐ力を身に付けたいな、と今は考えています。ブログを始めたのもその理由がきっかけです。
「働き方を選べるという自由」は、豊かな人生に繋がると思うからです。
- 60歳になるまで。
- 60歳から100歳まで。
どのように生きて行きますか?
どのように生きれば豊かな人生になりますか?
職場での疎外感を感じるようになった
これは勝手に感じていることです。
別にのけ者にされているとかではなく、単純に時間的な限界を配慮いただいて、雑多な報連相が少なくなったということです。
ですから疎外感もありますが、「その仕事、手伝えなくてごめんね」という申し訳ない気持ちもあります。チーム業務の前線から外れたため、粛々と個人的な業務を進める毎日です。「それなりの仕事」が回って来るようになりました。
契約社員になって良かったこと3点
一方で、契約社員になって良かったことも挙げて行きます。
自由な時間が増えた
私は本当に「自由な時間」が欲しかったのだと痛感しました。
では、その時間に何をしたかというと、自分と向き合う時間に多くを費やしました。
- 人生を見つめ直して自分のゴールを探した
- 人生の価値観マップを真面目につくった
- 悩みや不安の原因をつきとめた
「そんなの、わざわざ会社辞めたりしなくても、空き時間にやれば?」という声が飛んできそうです。
いえいえ。時間をかけて自分と向き合うこと、大切ですよ。
「常識」とか「固定観念」に囚われた頭の中をほぐすのって、めちゃくちゃ大変です。興味がある方は、具体的な手法が「両学長のリベラルアーツ大学」で紹介されています。まずは「人生論」の動画を一通り視聴することをおススメします^^
- 人の意見やエビデンスのない占いに一喜一憂している方
- 不満や不安が常にある方
- 人生を今より豊かにしたい方
完全無料ですので、ぜひぜひご覧ください。
個人的には、生きづらい世の中だとずっと感じていたのもあり、またシングルマザーでこれからどうやって生きて行こうという漠然とした不安もあり、いつも「指針」のようなものを探していました。
悩む時間って無駄ですよね。イライラした時間より、楽しい時間が多い方がいいですよね。
「時は金なり」とは、時間をかなり過小評価している表現だと森博嗣さんの著書内にありました。
「時間は命だ」とホリエモンも発言しています。
時間の使い方、一度見直してみてはいかがでしょう。
自由な時間が増えた結果、視野が広がった
今は良質な情報がごろごろしています。本やネットの世界は宝の山です。知らないと損なこと、知って心からワクワクすることって、世の中にたくさんあるんだということに改めて気づきました。
情報は選ぶ時代です。つかみ取りに行く時代です。何も高いお金を払う必要はありません。
私は先に紹介した「両学長」から本当にたくさん学びました。もちろんすべて無料です。
- 固定費を削減し、家計を見直した
- 投資を始めることができた
- 副業にチャレンジし、会社に囚われない生き方を模索するきっかけを得た
いちばんは、「豊かな人生を送るための考え方」が身に付きました。自分の中のぶれない指針があるって、こんなにも生きやすいものかとびっくりしています。
自由な時間を得たことで、人生がずいぶん楽しく感じれるようになりました。
子供にやさしくなった
メンタル的にも時間的にも余裕が生まれると、周囲にもいい影響を与えることができます。
これまでは自分の仕事が中心の生活を送っていたため、「仕事に支障がないように」育児をおこなってきました。
今はずいぶんと子供の方に目が行くようになり、子供がかわいくなりましたね^^ 子供の話をいっぱい聞くようになりました。
生きているうえで周囲に何らかのいい影響を与えられる人でありたいなと思っています。まずは家庭から実践中です。
結論:トータルとしては幸福度が上がった
契約社員になってから収入面は下がっているものの、トータルで言えば幸福度は上がりました。
お金は幸福度を測る大事要因ではありますが、バランスが大事です。目的や指針無くお金だけを重視しても、豊かな生活にはなりません。
目先の生活ではなく、10年後、20年後、100歳まで見通した生活を送れると、豊かな生活に近づけるのではないかと思います。
以上、今日もここまで読んでいただきありがとうございます★
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