【離婚ちょっと待って】夫を諦めたくなったら読んで欲しい本がこちら

家族

夫に不満を感じるすべての妻たちに読んでもらいたい本

夫のトリセツ 黒川伊保子 著

脳科学・AI研究者である著者の視点で、「ダメな夫あるある」が見事なまでに科学的に解説されています。世の妻たちの夫に対する愚痴や不満は、この本を一冊読めばあらかた解決すると本気で思える逸品です。

しかも、よくできたバラエティ番組を見ているようにとにかく面白いんです。ニヤニヤが止まらないため、電車で読むのはおすすめしません^^

それでは「夫を諦めかけている離婚に悩む女性目線」で読み進めていきましょう!

このパターンで紹介していきますね。

  1. あるあるの提起:夫のイラッとする生態に「わかるわぁ~」と共感します
  2. 理由の解説  :男の脳のつくりと思考回路に「そういうことだったのか!」と膝を打ちます
  3. 具体的な対策 :「なるほど、今晩夫に試してみよう」とシュミレーションしたくなります

欲しい言葉をくれない割に、ひとこと多い夫たち

PTAの役員って思ったより大変なの。

今日なんてわざわざ半休とって行ったのに、

みんな喋ってばっかりで何も決まらないのよ!

そんなこと言うくらいなら、

なんで役員なんか引き受けたんだ?

・・・。

はい、旦那さん、0点ですよね。どこがダメかといえば、全部ダメです。妻が欲しいのは「共感」と「ねぎらい」と「なぐさめ」なのです。

  • 「そりゃ、ひどいね」(共感)
  • 「よく頑張ったね」 (ねぎらい)
  • 「君はきちんとやってるのにね」(なぐさめ)

完璧です。これなら話した甲斐があるってものです。というか、これって女子トークなら当たり前に出てくる会話ですよね。なぜ世の男たちはこれができないのでしょうか?

著者曰く、哺乳類のオスとメスは生存戦略が正反対だからと説明しています。

  • オスは荒野や山に狩りに出たことより、瞬間的な判断で成果を得る「問題解決重視」的に脳が進化した。 →男性脳は結論を急ぐ
  • メスは小さな子供をよく観察しみんなで共感しながら育てるために「プロセス重視」的に脳が進化した。 →女性脳は経緯が語りたがる

確かに、大まかにはこの傾向ありますよね。

妻への共感のない不用意な指摘はイラッとすることも多いと思いますが、これって実は「問題を直ちに解決してあげたい夫の優しさの表れ」と言えるのだそうです。

対策:言って欲しいことはルール化しよう

男は「定番」や「約束」に忠実なので、「こういうときには、こう言って」ルールを作りましょう

愚痴や弱音を吐くときは「大変だったね!大丈夫?かわいそうに」と言ってね、と。間違っても「なんで○○しなかったんだ?」と言わないように、とも。

PTAの役員って思ったより大変なの。

今日なんてわざわざ半休とって行ったのに、

みんな喋ってばっかりで何も決まらないのよ!

大変だったね!大丈夫?かわいそうに

わかってくれる?

お休み取るの本当に大変だったんだから!

わかるよ!

いつも頑張ってるもんね

 

どうでしょう? 多くの離婚の危機がこんな簡単なことで回避できるはずです。

なぜ夫は妻の話を真面目に聞いてくれないのか

・・・それでね、○○さんにメールしたの。

そしたらこんな返事が返って来てね。

私もう、びっくりしちゃって!どう思う?

・・・。はぁ?

・・・いや、だからさ。

○○さんからのメール、びっくりしない?

・・・ふーん。

・・・。

(絶対聞いてないし)

ある。ありますよね。もはや日常茶飯事じゃないですか?

この現象にも脳科学的に理由があるのだそうです。

男性って、ぼ~っとテレビを見ていたり、とにかくぼ~っとしていること多くありませんか? ちょっと私の話ちゃんと聞いてるの?って思いがちですが、なんと、実はこの「ぼんやり」が男性にとってはとても重要なことらしいのです。

ぼ~っとしている間に空間認知能力(理系やアートの基礎力)を高めているらしく、息子の育児にも言えるそうですが、決してこの間せっついてはいけないのだそう。つまり、沈黙が男にとってはストレス解消だということ。(女性は逆ですね)

逆に言えばべらべら喋る女性を前にすると緊張が高まります。

男性脳は話し始めて30秒以内に問題解決のテーマが見つからない場合、緊張のため会話への集中が3分ともたなくなり(音声認識機能をオフにする)、空間認知能力を発現させ、ストレス解消のためにぼ~っとし出すのです。

ですから突然妻から話しかけられると、妻が言ったことが認識できず、「はぁ?(なんて言ったの?)」という、妻からするとイラッとする返事しかできないのです。

でも、妻としては夫に話を聞いてもらいたいですよね。どうしたらいいのでしょうか?

対策:まずは視界に入ること。そして結論から伝えること。

男性に話しかけるときは、いきなり本題を早口で話し始めないことが重要です。

  1. まず視界に入る場所まで行って名前を呼ぶ
  2. 2~3秒間待ってから、ゆっくり本題に入る
  3. 結論から言う。数字を言う

あなた!

(視界に入る)

・・・はぁ?

週末に役員の仕事を手伝ってもらいたいの。

(ゆっくり)

・・・ああ。なに?

ポイントは3つ。

ジュースの買い出し、資料のコピー、それの配布。

OK!

 

間違っても経緯をぐだぐだ付け加えないことが大事です。

「今はほら、アレルギーとかあるからさ、ジュースの種類とかあれこれ意見が出たんだけど、予算とか考えちゃうと結局去年と一緒にしようってなったんだよね。」

こんな情報はすぐにシャットダウンされてしまいます。気を付けましょう。

なぜ男は何もできない割に感謝しないのか

食事が出てきて当たり前。ほっといても食器は片づけられ、お茶が出てきます。

そこに夫から感謝の言葉がありますか? そんな家庭ならこの記事は読まないですよね^^;

なぜ夫は何もできないのでしょうか?

これは男性が身体拡張感覚が強いためだそうです。身体拡張感覚とは「車や道具を自分の身体の一部のように扱う感覚」のことです。確かに、生まれついての運転のうまさや道具の使いこなしについては男性の方が優位に感じます。

つまり、この感覚は妻にまで拡張され、妻を自分の手足のように一部のように感じているということです。

自分の手足に「ありがとう」「よく頑張ってるね」とは言いませんよね? そもそもお礼を言う発想がないのだという論旨を述べられています。

面白い解釈ですね^^

対策:夫の秀逸な道具になることをやめてみる

こんなのはどうでしょう。

お茶

私も!

・・・。

 

こんなのも提案されています。

 

お茶

たまには、あなたの淹れたお茶が飲んでみたいわ!

・・・。

 

「妻は自分の道具ではないこと」に気付いてもらう。そして実際に夫自身が動くことにより、家事の労力について理解してくれることを期待したいわけですね。

それにしても黒川さんって本当にチャーミングな方ですよね^^

 

男性は妻に先立たれると何もできずに困ってしまう人が多いです。

一方で、奥さんの介護に長年従事されている方は、いわゆる家庭の仕事をきちんとこなされているものです。

夫のために、たまには道具から脱却して甘えてみるのも「ひとつの愛の証」になるかもしれません。

結論:男性脳を理解すれば案外夫は誠実な人なんだと思える(かも)

上記以外にも紹介したいことは沢山ありますが、全体を通して著者が伝えたいことは次のことだと思います。

夫に対する不満の原因は男性脳と女性脳の仕組みの違いによるものが多く、決して夫に悪意があるわけではないということです。

むしろ、夫側からすると(意識しているかどうかは別として)、妻に対して「良かれと思って」の発言・行動だったりするわけです。

夫のやることはすべて誠実さの表れだと思えば「まぁ仕方ないか」と思えるかもしれません。

人生100年時代、夫婦70年時代を私たちはどう生きるか

人生100年時代と叫ばれています。つまり、結婚生活は70年にも及ぶことになります。

これをどう思いましたか?^^

もしネガティブな印象をもったなら、すぐに対策を考えることです。人生を豊かなものにするには、自分の意思が重要です。

著者は言います。

「夫婦とは本当に厄介な関係だ。子孫のバリエーションを増やすために、自分にない性質を求めて感性真逆の相手に惚れる。そもそも、男性と女性の脳は、咄嗟の行動が正反対になるようにチューニングされているのだ」

本来、脳は一人の相手を愛しぬくように設計されていません。生物学的に不可能なことをやってのけようという「夫婦という制度」。元々継続に無理があるのだと達観するのも、本書の正しい感想かもしれませんね。

「夫婦関係に悩む」という感情には、夫婦関係に希望を持っている側面があるのだと思いますから。悩み疲れる前に、一度構造的な欠落を遠くから俯瞰してみましょう。

ちなみに、管理人・柴子の考える個人的な豊かな人生には、元々結婚の選択肢はありませんでした。なので結婚後も迷いなく離婚一択、夫婦関係を維持したいがための悩みは存在しませんでした。離婚できたときは、「ようやく独身に戻れた」という気持ちの方が大きかったくらいです。

豊かな人生のゴールは人それぞれです。少しでも夫婦70年が「豊かな人生」に結びつくとお考えの方なら、この本は沢山のヒントを与えてくれると思います。

 

以上、人生を豊かにする本の紹介でした。今日もここまで読んでいただきありがとうございます★

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